神奈川県にある大学で保育士資格を取得したので体験を口コミします。
神奈川県内の保育士の養成校である大学に入学して4年間勉強をしました。
保育士だけではなく幼稚園教諭一種と小学校教諭の免許も選択して取得できる大学だったので、保育士と幼稚園教諭一種の資格と免許を取得しました。
勉強は子どもの発達や心理、養護、社会福祉などはもちろん、子どもの病気や障がいについても詳しく学びました。
また、ピアノや子どもと関わる実践の授業も多かったです。
私の通っていた大学では、資格取得にあたっての実習だけではなく、同じ敷地内に隣接している幼稚園や小学校での現場での学びの機会も多くありました。
卒業後は保育士の資格を活かして社会福祉法人の運営している保育園に就職し、今も現役で仕事をしています。
保育士資格の取得費用は約50万円ほど
保育士の資格取得については養成校卒業なので、養成校の入学金や掛かる費用全て合わせて約52万円ほど掛かっていると思います。
保育実習で保育士になると決意
幼い頃から面倒見がいい方で、近所に年下の友だちが多く居て年下の面倒を見たり、同学年の友だちの妹や弟の面倒をみたりする機会が多くありました。
その影響か、自身が幼稚園の年長の頃には「幼稚園の先生になりたい」と言っていました。
それからその気持ちは変わることなく、一途に子どもと関わる仕事に就く為に努力してきました。
アルバイトも子どもに関係したアルバイトを選択し、実践経験を積むことをしてきました。
就職の際には、保育園や施設で保育士として働くか幼稚園教諭として幼稚園で働くかとても悩みました。
しかし、大学時代に実習で現場を経験したことで乳児の保育の魅力を感じ、0歳から5歳まで幅広い子どもたちがいる保育園での就職を決定することになりました。
神奈川県にある大学で保育士資格を取得したので体験を口コミします。
日々成長
保育の仕事はとてもやりがいを感じられる仕事であると思います。
子どもたちは日々成長していきます。また、保育には正解がありません。その時その時の状況や子どもの性格などいつも場面は異なります。
しかしその中で最善の選択を考えて関わっていくのが保育士であると思っています。
特に各学年で感じるやりがいは異なりますが、0歳や1歳では特に目に見える形での成長・発達が著しく、歩けなかった子が歩けるようになった瞬間に立ち会ったり、日に日に喋るのが上手になったりしていきます。
2歳や3から5歳の幼児クラスでは、心理的な発達が多く、友だち同士のと関わりがスムーズになってやりとりができるようになったり、友だちと協力して物事を行えるようになったりする姿が見られます。
その成長を支えるきっかけになったり、その場面に立ち会えたりすることにやりがいを感じています。
乳児クラスで初めて「〇〇先生」と呼んだ時、幼児クラスで「〇〇先生、大好き!」と言われた時には本当にこの仕事をして居て良かったと思える瞬間です。
保育士は大変な職業
保育士の仕事はやりがいがある分、とても大変な仕事であると感じます。
多くの人が「子どもが好きだから」という理由で保育士になります。
しかし、保育士の離職率が高いということもまた事実です。
実際に働いてみて感じたことは「子どもが好き」というだけでは保育士はできないということです。
もちろん「子どもが好き」ということは大前提です。
しかし、それだけでは大変さに負けてしまいます。
園によっては規模も違いますが、多くの子どもたちと関わるため
身体的にもかなりタフさが求められます。
また、連絡帳やおたより、記録などの書類を作成する文章能力、
他の保育士や保護者と関わるコミュニケーション能力など様々なスキルが求められる仕事であると感じます。
特に行事の際には、準備物の作成や構成などを保育の時間とは
別に取らなくてはならないため、本当に大変です。
保育士5年目でリーダー職になれてうれしい。辞めたいときもあったけどね。
アドバイス
養成校を卒業すれば試験を受けずに取得することができる資格である保育士は比較的、
取得しやすい資格であると思います。
また、養成校以外にも通信講座など取得する方も多いと思います。
子どもが好きで子どもと関わる現場は大変なことも多くありますが、その分やりがいも多い仕事です。
保育には正解が無く、日々最善なことを模索していかなくてはなりません。
しかし、様々なことを吸収して日々成長していく子どもたちに関わり、
その成長を間近で見ることができる保育士は本当に素敵な職業です。
ぜひ、自分がどんな保育士ゃになりたいのか、
どんなことを子どもたちに伝えたいと思っているのかをイメージしてみてください。
また、保育の勉強は座学だけでなく実践も大切です。
実習はもちろん、保育補助などの保育学生でもできるアルバイトなどを通して現場を見られるチャンスがあれば大切にしてほしいと思います。