保育士・幼稚園教諭・社会福祉士を短大で取得して保育園に勤務

高校卒業後、保育専門の短期大学に2年間通い、保育士、幼稚園教諭、社会福祉士の資格を習得しました。

勉強内容は子どもの心理や憲法などから幼児保育やリズムや音楽など実践的なものなどを学んできました。

学校内での勉強の他に、計4回実際の保育園や幼稚園へ行き実習へ行きました。

実習では責任保育などして実際に子どもたちの前に立って保育をしたりしました。

卒業後は認可の保育園に就職し、5年間乳児から幼児まで様々な年齢の担任をしてきました。

年長や行事リーダーなど一通りの大きな仕事を経験し、達成感から別の職種に興味を持ち、現在は保育士ではない仕事をしています。

短大の学費

短大に通った2年間の学費で250万ぐらいでした。他に実習などへ行くと、交通費や給食代などのお金もかかりました。

公立短大で保育士資格を取ったので費用は安いほうだった。

大学生生活は楽しかった

妹がいるので面倒をよく見ていて、小さい頃からからすでに幼稚園や保育園の先生になりたいという気持ちを持っていました。

なので、高校卒業後の進路も大学や就職などの迷いもなく(他に学びたいこともやりたいことも思いつかなかったので…)、保育専門の学校へ行くと決めていました。

短大へ行って卒業すれば資格がとれる→保育士になれる!というただその気持ちだけで短大へ行き、資格を習得しようと思っていました。

入学当初はまだ幼稚園か保育園かどっちに行きたいか決めていなかったので両方とれる短大を探して行きました。

なのでとくに明確な理由があるわけではなく、ただ、小さい頃から先生になりたい!だから資格を習得するというような感じでした。

毎日がやりがい

子どもの成長をとても近くで感じられることが一番やりがいがあるなと感じました。乳児は目に見える成長、幼児は心の成長がとても大きいなと思いました。

乳児は言葉が出る、一人で着脱ができるようになるなどできるようになることが増えるのを間近で感じられることが保育士をしていてとても嬉しかったです。

またそれを褒めると子どもにも伝わって喜ぶ姿などがかわいかったです。

幼児になると大人が仲裁に入らなくても子どもたちだけで解決法を見つけたり、喧嘩したあとの仲直り方法など話し合いをして決めたり、人との付き合いかたなど心の成長がとても感じられました。

「こうやって大きくなるんだなぁ」というのが幼児担任をしていてつくづく思いました。またできることが増えていくなかで発表会など子どもたちと一緒にやり遂げた達成感などがとても嬉しかったです。

保育士は人間関係が大変だけど人の命を預かる大事な職業。

ADHDなどの障害児の接し方は難しい

最近よく聞くADHDなど障害を持った子どもたちとの接し方です。大人は理解していても子どもたち同士ではわからないことなど、どうやって伝えるか。

どうやって一緒に保育を進めていくか、フォローなどが難しかったです。例えば、集中力がある子とない子をどうやって同じ時間、空間の中で保育していくか。

文字の練習などは興味がある子はどんどんやっていきますが、「難しい、苦手」と思う子はその時間がとても苦痛でさらに集中力がなくなっていました。

そういった子に、最後にぬりえを用意するなどして最後まで興味をもってもらえうような工夫を考えたりただ保育をするだけでなく、ハンデがある子へのフォローの仕方が当時はとてもよく悩みました。

みんな保育士になろう

実習や学校で勉強をしている時は日誌や指導案など大変だなぁって思うことがありますが、それは今だけだと思います。

保育士になって担任をもつとやっぱり実習の時より子どもたちと過ごす時間も多くなり愛着がわき、ほんとにかわいいです!

わたしは実習の2週間がとても長く感じましたが、保育士と働くようになってからは2週間や1ヶ月などあっという間にすぎてしまうぐらいとても充実した日になると思います。

はっきり言って短大生だった時は保育士なんてなりたくないと思っていましたが、今は保育士をやってよかったなと思います。

大変なことももちろん多いと思いますが、子どもたちの過ごす時間はとても楽しく貴重な時間です。「○○先生でよかった!」と思ってもらえうような素敵な保育士を目指してがんばってください!

⇒保育士資格を取得できる短大偏差値ランキング

ピックアップ記事

関連記事一覧