保育士は人間関係が大変だけど人の命を預かる大事な職業。

自宅から通える短大で保育士資格を取得
自宅から電車で通える女子短期大学の保育学科に入学し、2年間大学に通い、子どもの病気や感染症などを学ぶ
子どもの保健や子どもに必要な栄養について、保護者支援、家庭の支援や各年齢の発達、支援が必要な子どもへの対応、ピアノなどの授業、
実際に保育園に2週間を2回、幼稚園に4週間を1回行き、絵本の読み聞かせ、ピアノなどの部分実習、担任の先生に代わり、1日の活動を考えて実践したり、1日の最後に保護者に様子を伝えたりする責任実習などの実習から学び、卒業と同時に資格を取得した。
私立の保育園への試験、面接や論文、ピアノの弾き歌いなどの試験を受け、合格し、市内の保育園で勤務して、現在は3年目になる。また、現在は0歳児の担任をしている。
保育士になるための学費
費用については、両親の通帳から必要な時に引き落とされていた為、自分では、何にいくら使われているのかは分からない。
保育士をめざした理由
保育士の資格を取得しようと思った理由は2つある。
まず1つ目は、小学生の時に、自分より年が下のいとこが産まれ、面倒を見ることが多かった。
自分が抱っこしている時に寝てくれたり、一緒に楽しそうに遊んでくれている姿を見て、嬉しい、楽しいと感じていた。このように子どもと一緒に笑ったり、楽しんだりできる仕事は保育士しかないと思ったからである。
2つ目は、自分が保育園の年中だった時の担任の先生が大好きだったからである。私が泣いていると、すぐに側に来てくれて泣き止むまで、一生懸命話しを聞いてくれたり、楽しい時には一緒に楽しんでくれたりと、
いつも私の立場に立って寄り添ってくれていた先生の姿がとても印象に残っていて、私も同じように子どもの立場に立って寄り添える保育士になりたいと思ったからである。
保育士3年目
現在は3年目になるが、1、2年目は2歳児を担任していた。2歳児は、イヤイヤ期が出てきたり、食についても好き嫌いが出てきたりする時期である。
しかし、担当する子が月日を経つごとに、一緒に過ごしていく中で、イヤイヤと言わずに活動の切り替えができたり、私が食べさせると、苦手な物でも少しずつ食べてみようとしたりと、近くで子どもの成長や苦手なことを克服できたところを見れた時にとてもやりがいを感じる。
また、保護者の方に、1年が終わる最後の日に、「担任の先生が先生で良かった。ありがとうございました」と言ってもらえた時にもやりがいを感じることができた。
現在の0歳児でも、ハイハイをしていた子が歩いたり、話せなかった言葉が話せるようになったりと一つ一つの成長を近くで見て、その成長を保護者の方と共有できた時にやりがいを感じる。
人間関係
保育士として、大変だと感じていることは、人間関係である。どこにいても、どこに行っても、大人もしくは子どもがいて、常に人に囲まれている状態であり、人から逃げられない職である。
また、女性が多く、年配の方で経験を積んでいる方も多くいる。
女性が多く、話すことが好きな人が多いが、その分そこら中から愚痴や悪口、陰口などが聞こえてくる為、嫌な気分になることもある。
若い保育士は年配の保育士に何も言えない為、間違っていていると思っていても、何も言わないようにするしかないのである。保護者との関係も大変である。
若い保育士は、保護者のほとんどが年上であり、子育てもしていて、子どものことに関しては先輩である為、何か伝えようとしても、なかなか聞いてもらえないことがある。
人の命を預かる大事な職業
保育士は子供の命を預かるということ、年配の保育士との人間関係、保護者との信頼関係などと大変で気を遣わなければいけないこともたくさんあります。
しかし、保護者と過ごす時間よりも、保育園で過ごす方が長い子どもも多くいます。
保護者の方には申し訳ないですが、そんな子どもたちの成長を保護者よりも早く先に見ることができるんです。
その成長も保育士が考えた遊びや玩具で成長が見られることも!
こんなに近くで子どもと関わり、成長を見られ、その成長を喜び、共有できるのは、保育士以外の仕事ではできないと思います。
そう考えると、保育士という仕事はとても魅力的な仕事なのではないよ。
どの年齢の担任になっても、ペープサートや、手遊び、歌など少しの時間でもできる引き出しを学生のうちに増やしておくと、働く時にすぐに使えると思います。
ペープサートや手遊びは子どもたちがとっても大好きで喜びますよ。