乳児から児童まで担当できるように保育士と小学校の先生の資格を取得した

私は保育士になるため、保育士養成施設に認定されている四年制大学に入学しました。

保育士資格は短期大学や専門学校での取得も可能ですが、私の通っていた大学は保育士資格、幼稚園教諭第1種免許、小学校教諭の3つの免許の取得が可能で、

保育をするにあたり乳児期から児童期まで先の見通しを持てるような学びをしたいと思ったので四年制大学を選びました。四年間、0歳児から12歳までの心と身体の発達を学びました。

心の発達では自我の芽生えや愛着の大切さ、また発達障害など幅広く学習し、身体の発達では神経系や性など年齢に応じて研究しました。

卒業後は乳児期を専門にしている保育園に就職し、0歳から3歳まで担任を行いました。学校では主に子どもの事を学んだきましたが、保育園では保護者への対応も難しい部分がたくさんあり日々勉強でした。

3年働き、結婚を機に退職しています。子育て中ですが、四年間の学びが仕事だけでなく自分の子どもにも役に立っています。

学費はけっこうかかった。

授業料は1期50万程度でしてので4年間で400万くらいだったと思います。しかし、教科書代や交通費、その他諸々なども考慮すると500万近くかかったと思います。

保育士の資格を取得できる大学偏差値ランキング

保育士の先生が大好きだったから保育士になりたい

私は幼稚園に通っていたのですが、一人っ子ということもありあまり他の子どもと接する機会がなく、性格的にも引っ込み思案なところがあり、正直幼稚園が苦痛でした。

年中組に上がった時の担任の先生が、私がみんなと関われるようにさりげなく橋のようにフォローをしてくれたり、私という存在を小さなことでも「さすがだね」「すごいね」と認めてくれたり褒めてくれることで、

何かあったら先生がたすけてくれる、いつでも見ていてくれるという安心感を与えてくれたおかげで毎日楽しく友達と遊べるようになりました。

ありきたりですが、その時の先生のような先生になりたい、子ども一人一人が安心できる存在になりたいと思ったのが保育士資格を取得しよつと思った理由です。

保育士は人間関係が大変だけど人の命を預かる大事な職業。

園児と一緒に成長

やっぱり、子どもの成長を一番側で見守れることだと思います。子どもは毎日少しずつではありますが出来ることがどんどん増えていきます。

成長を見逃さず、保護者の方の分までしっかりと認めてあげたり褒めてあげることで子どももいきいきとしていきますし、こちらも嬉しく思います。

また、保護者の方からの「ありがとう」という感謝の言葉もとても嬉しいものです。子どもを安心して預ける事ができるな。

と思って貰え、「先生が担任でよかった」「次のクラスも先生がいい」などと声をかけてもらえることがあると保育士という仕事に誇りややりがいを強く感じますし、もっと良い保育をしようという自分へのステップアップのきっかけにもなりました。

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油断すると園児に舐められる

新人の頃は子どもに「この先生は怒らないからなにしてもいいや」と思われており指示がなかなか通らないことが大変でした。

子どもは大人の事をよく見ています。ベテランの先生なら絵本も静かにかけるし指示も通る。しかし新人時代ではなかなかそれが上手くいきませんでした。

子どもにこの先生は面白いことしてくれるから話を聞こう、この先生好きだから静かにしてみようかな。と思ってもらえるまで時間もかかりましたし、毎日泣いていました。また、保護者の対応も難しかったです。

喧嘩をしている子どもの仲裁に入り、その旨を保護者に説明していたつもりでしたが、他の先生に「あの先生に怒られたとうちの子が言っていたんですけど詳しく教えてください」と聞いておられたことがあり、意識疎通ができておらず申し訳無かったです。

保育士はおすすめだよ。

日々の保育はもちろん、指導案や個人票、研修報告書など本当に大変な事が多く慣れるまで心も体もボロボロになってしまうくらい疲れると思います。

また、保育園は常に感染症の心配があり、私も頻繁に風邪をひいて毎日点滴に通っていたくらい体調管理も大変でした。

しかし、毎日「おはよう」と笑顔で登園してきてくれる子どもがいるとそんな大変な事も吹き飛んでいくくらい可愛いくて仕方なかったです。

行事は準備は大変ですが、子ども達と一緒に作り上げていく過程や、終わった後の達成感、子どもの成長に涙する事も多く、保育の経験は宝物にはります。

大変な事のほうが多いと思いますが、素晴らしい体験ややりがいを感じれる仕事だと思うので頑張って素敵な保育士になってください。

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